2016-10-24 霧の彼方 なんとなく 遠い遠い時間の海と 微かな声もかき消す淡い波の音 霧がかかって遠くは見えず 耳を澄ませど届くのは揺らぎばかりで そこに声はあるのかないのか ここにある心の音は 彼方へと届くのだろうか 景色をじっと見つめる月日 今日もまた変わらないねと そう語る君の声が どこかで鳴ったような気がした